必勝祈願は佐野で。唐沢山神社の勝ち運と厄除け大師・佐野ラーメン

あじさいのそばでくつろぐ唐沢山神社の猫(佐野市)

こんにちは、ふねこです。

今回は、お隣の佐野市へ。栃木シティのホームタウンのひとつでもある佐野は、歴史あるお城跡に、にぎやかな道の駅、テレビでおなじみの厄除け大師、そして本場の佐野ラーメン……と、一日たっぷり楽しめる町なんです。じつは、勝ち運で知られるパワースポットもあって、応援するチームの勝利を願う“必勝祈願”にもぴったり。観戦の行き帰りに、ちょっと足をのばしてみませんか? 車があるとぐるりと回れますよ。

唐沢山の山頂から望む関東平野の大パノラマ

目次

🏯 唐沢山(からさわやま)と唐沢山神社|勝ち運の神様、ネコ、絶景、石垣

まず向かったのは、佐野市の北東にそびえる唐沢山。山頂には、むかで退治の伝説で知られる藤原秀郷(ふじわらのひでさと)公をおまつりする唐沢山神社があり、その一帯は名城「唐沢山城」の跡(国指定史跡)でもあります。

唐沢山・唐沢山神社の入口に立つ社号標と石垣

⚔️ じつは「勝ち運」のパワースポット|観戦前のお参りにも

この唐沢山神社、地元では勝ち運・開運・厄除けのご利益で知られるパワースポットなんです。ご祭神の藤原秀郷(ふじわらのひでさと)公が、むかで退治の伝説で知られ、平将門(たいらのまさかど)を討ったとも伝わる“武運の神様”だから、といわれています。

しかも、ここはただの神社ではありません。戦国時代には「唐沢山城」という山城で、あの軍神・上杉謙信が10年あまりのあいだに10回ほども攻めたのに、ついに落ちなかった、という知る人ぞ知る堅城。「関東一の山城」とも呼ばれたほどなんです。負けなかったお城に、勝ち運の神様――サッカー観戦の必勝祈願に、これ以上ない場所だと思いませんか? 試合の前に、そっと手を合わせていくのもいいですよ。

⚔️ 勝ち運を授かって、スタジアムへ。 一度も落ちなかったお城に、武運の神様。観戦前のお参りに、ぜひどうぞ。

ちなみに、人気の映画『るろうに剣心』やドラマ『ガリレオ』のロケ地になったことでも知られていて、作品が好きな方にはたまらないスポットでもあります。

🚗 まずはアクセスの注意から(運転される方へ)

山に登る道は、二か所あります。私は車で南口から登りました。ところがこの道、なかなかの難所で……。狭くて急な上り坂と、ヘアピンカーブの連続。私の軽自動車も、ウーンウーンと大きな音をあげて、ちょっと苦しそうでした。

幸い、上から降りてくる車がいなかったのでよかったのですが、すれ違うのが難しそうな道幅のところもあります。カーブミラーをよく見ながら、ゆっくり走るのが安心ですよ。

帰りは、田沼(たぬま)方面へ降りる、少し広めの道で下りました。「大型車やバスはこちらをご利用ください」という案内も出ていましたので、運転に自信のない方や大きなお車は、こちらの道がおすすめです。

📶 山道は、場所によって携帯電話の電波が弱くなることがあります。道順は、登る前にざっと確認しておくと安心ですよ。

👉 Googleマップで唐沢山を見る

🐱 山頂の神社へ。出迎えてくれるのは、たくさんのネコちゃん

神社は山頂、昔の本丸跡にあります。駐車場からは歩いて10分ほど。ずっと上り坂や石段が続くのですが……ここ、実はネコちゃんがたくさんいることでも知られているんです。

私がうかがった時も、7〜8匹のかわいいネコちゃんに出会えました。みんな、のんびり気ままにくつろいでいて。ネコちゃんと絶景を眺めながらの参道は、坂道もちっとも苦になりません。とても楽しく登っていけましたよ。

唐沢山神社の境内でくつろぐ猫たち(あじさいのそばと木陰)

🐾 ネコちゃんたちは、神社で大切に見守られています。掲示されているお願いごとやマナーを守って、そっと見守ってあげてくださいね。

鳥居をくぐり、石段を上っていきます。

唐沢山神社の参道入口の鳥居と石段

🌄 関東平野を一望! 西にはうっすら浅間山

山頂の展望スペースには、腰かけられる大きな石があります。ここに座って、ぐるりと広がる関東平野を眺めながらひと休み。この眺めが、本当にごほうびのようなんです。

私が行った日は、西のほうにうっすらと浅間山が見えました。空気が澄む冬に来たら、もっと広い範囲まで見渡せそうですよ。晴れた日には、東京方面の高層ビル群が見えることもあるのだとか。さすがは、関東平野を見張ってきたお城です。

唐沢山の展望スペースにある腰かけられる大きな石
展望スペースの大きな石の上でくつろぐ唐沢山の猫

🪨 お城好きにはたまらない、野面積みの石垣

そして、お城好き・歴史好きの私がいちばん見入ってしまったのが、古い石垣です。

自然の石をそのまま積み上げた、野面積み(のづらづみ)という昔ながらの積み方。じつはこの立派な高石垣(たかいしがき)は、戦国時代の終わりごろ、西日本の技術を取り入れて築かれたもので、関東の山城では珍しいのだそうです。だからこそ、唐沢山城の大きな見どころになっているんですね。ごつごつとした石が、どっしりと長い年月を支えている姿……。見ていて、ちっとも飽きません。

唐沢山城跡に残る野面積みの高石垣

城跡には空堀(からぼり)の跡も残っていて、昔の人がどんなふうにこの山を守ったのか、あれこれ想像がふくらみます。本当に、昔の人ってすごいですよね。

💐 手水(ちょうず)に浮かぶ、あじさい

参道の途中、手や口を清める手水には、色とりどりのあじさいが浮かべてありました。涼やかで、季節を感じる、なんともやさしいしつらえ。

唐沢山神社の手水に浮かべられた色とりどりのあじさい

唐沢山神社は、女性の宮司さんがいらっしゃることでも知られています。風鈴の参道や、季節ごとのこうしたおもてなしは、その心づかいなのかもしれませんね。

唐沢山神社の参道に並ぶ灯籠と社殿への石段
唐沢山神社の拝殿(紫の幕と狛犬)

☕ 駐車場のレトロな売店&レストハウス

駐車場のそばには、絶景を眺められる、ちょっとレトロな売店とレストハウスがあります。自動販売機もありますので、お飲み物はこちらで用意できますよ。眺めのいい場所でのんびりランチ、というのもすてきです。

📋 唐沢山神社・唐沢山城跡 基本情報

  • 御祭神:藤原秀郷公
  • ご利益:勝ち運・開運・厄除け(必勝祈願にも)
  • 見どころ:野面積みの高石垣、空堀、山頂からの大パノラマ、ネコちゃんたち
  • 駐車場:山頂にあり(無料)/売店・レストハウス・自動販売機あり
  • 登り口:南口(道が細く急カーブ・運転注意)/田沼方面(やや広め・大型車向き)
  • 所在地:栃木県佐野市富士町・栃本町ほか
  • ⚠️ 山道は電波が弱い場所もあります。道順を確認のうえ、ゆっくり安全運転で。

♨️ 道の駅 どまんなか たぬま|足湯にお買い物、地元でも指折りの人気スポット

唐沢山から車を走らせて、次は道の駅 どまんなか たぬまへ。佐野市は、日本列島のちょうど真ん中(東西南北の基準点の中心)にあたることから、「どまんなか」の名がついているんですよ。

地元でも指折りの人気の道の駅で、いつ行ってもたくさんの人でにぎわっています。

唐沢山からは、車で約13分(約6km)と、すぐお隣のような近さ。山を下りたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

👉 Googleマップで道の駅どまんなかたぬまを見る

道の駅どまんなかたぬまのフォトフレームとさのまる像

いちばんの楽しみは、なんといっても無料の足湯。ドライブやお買い物の合間に、ほっとひと息つけます。

道の駅どまんなかたぬまの無料の足湯

そして道の駅といえば、お買い物。朝どれの新鮮野菜に、お弁当やお惣菜、お土産がところせましと並んでいて……ついつい、かごいっぱいに買い込んでしまうんです。地元の人にも大人気ですよ。

🍓 いちご好きの方に、おすすめの寄り道情報も。道の駅のすぐお隣にある「どまんなか田沼観光農園」では、季節になるといちご狩りが楽しめます(例年1月〜5月上旬ごろ・要予約)。栃木自慢のスカイベリーやとちあいかを、その場でどうぞ。

📋 道の駅 どまんなか たぬま 基本情報

  • 営業時間:9:30〜19:00(店舗により異なる場合あり)
  • 定休日:水曜日(1/1〜1/2もお休み)
  • 足湯:無料/9:30〜19:00
  • 所在地:栃木県佐野市吉水町366-2/TEL 0283-61-0077
  • アクセス:北関東自動車道「佐野田沼IC」から約3分
  • 💡 いちご狩りはお隣の「どまんなか田沼観光農園」(要予約)。最新の営業情報は公式サイトでご確認を。

⛩️ 佐野厄除け大師|CMでおなじみ、現代的なお参りができるお寺

「佐野厄除け大師〜♪」のテレビCMで、関東の方にはおなじみですよね。その名のとおり、厄除けで知られるお寺です。正式には春日岡山 惣宗寺(かすがおかやま そうしゅうじ)といって、天台宗のお寺なんですよ。青柳大師・川越大師と並ぶ「関東の三大師」のひとつにも数えられています。

佐野厄除け大師(惣宗寺)の本堂

ここでおもしろいなと思ったのが、現代的なお参りができるところ。なんと、おみくじやお守り、お札が自動販売機でいただけるんです。

佐野厄除け大師のおみくじ・絵馬の自動販売機

お正月はそれはもう大変な人出になりますから、自動販売機にもお手伝いしてもらうことにしたのでしょうね。なんだか、合理的でほほえましく感じました。

佐野厄除け大師のおみくじ自動販売機とクレーンゲーム

そして、ぜひ見ていただきたいのが、境内にある金色に輝く大きな釣鐘。説明板によると、人間国宝の方が手がけた、日本一大きな金の梵鐘(ぼんしょう)なのだとか。赤いお堂とのコントラストが、それはもう見事でした。

佐野厄除け大師の金色に輝く大梵鐘と鐘楼

📋 佐野厄除け大師(春日岡山 惣宗寺)基本情報

  • 宗派:天台宗(関東の三大師のひとつ)
  • 拝観時間:8:00〜17:00(拝観無料)
  • 所在地:栃木県佐野市金井上町2233
  • 駐車場:無料(約500台)
  • アクセス:JR佐野駅から徒歩約15分/東北道「佐野藤岡IC」から約15分・北関東道「佐野田沼IC」から約20分
  • 💡 初詣の時期は大変混み合います。最新情報は公式サイトでご確認を。

🛍️ ふねこの推しお土産|ミツハフルーツソース

厄除け大師の正門の目の前には、佐野市観光物産会館があります。佐野のお土産や、観光パンフレットがそろっていますので、ぜひのぞいてみてくださいね。

そして、ここで私のいち推しお土産を。早川食品さんの「ミツハフルーツソース」です。佐野名物のいもフライには欠かせない、地元で長く愛されてきた“地ソース”で、野菜と果実をたっぷり使った、どこか懐かしい甘みのある味わい。我が家は大ボトルで常備しています。いもフライはもちろん、とんかつも、コロッケも、千切りキャベツも、このソースなしでは満足できないくらい。とにかくおいしいので、一度味わってみてほしいです。本当におすすめします!

佐野名物・早川食品のミツハフルーツソース

🍜 佐野 青竹手打ちラーメン 大和(やまと)|お参りのあとは、本場の一杯を

最後にご紹介するのは、佐野ラーメンの人気店、大和(やまと)。今回うかがったのは、厄除け大師から車ですぐの「厄除け大師店」。2025年の暮れにできたばかりの、きれいな2号店です。お参りのあとのお昼に、ぴったりの場所なんですよ。

佐野青竹手打ちラーメン大和 厄除け大師店の外観

お味は、もう……「おいしい!」としか言いようがありません。

写真のとおり、大きなチャーシューが2枚、どーんと。太めのメンマに、コクと出汁のきいた醤油ベースのスープ。麺は、佐野ラーメンならではの青竹手打ちの、もっちりとした平打ち縮れ麺です。

大和の佐野ラーメン(チャーシューと青竹手打ち麺)

醤油のほかに、塩・味噌・激辛もありました。メニューが豊富なのも、うれしいところ。

そして、大きな餃子もいただきました。今回は、ちょっと珍しい水餃子を注文。特製の甘めのタレとよく合って、すごくおいしかったです。

大和の水餃子
大和 厄除け大師店のメニュー

📋 佐野 青竹手打ちラーメン 大和 厄除け大師店 基本情報

  • 営業時間:平日 11:00〜14:00/17:00〜20:00、土日祝 11:00〜20:00(麺・スープが売り切れ次第終了)
  • 定休日:なし(年中無休)
  • 所在地:栃木県佐野市大橋町3239-10/TEL 0283-55-8480
  • 受付:入口の受付機で番号札を取り、食券を購入するシステムです
  • 駐車場:あり
  • ⚠️ 土日は行列で1時間近く待つこともあります。お時間に余裕をもってお出かけくださいね。最新情報は公式サイト等でご確認を。

佐野ラーメンのお店は、まだまだたくさんあります。また別の機会に、少しずつご紹介していきますね。


🚗 スタジアムへ向かう前に|所要時間と駐車場のこと

観戦に合わせて回られる方のために、今回ご紹介したスポットから栃木シティのスタジアムまでの、車での所要時間のめやすをまとめておきますね。

🚗 スタジアムまでの所要時間(車)

  • 唐沢山から:車で約20分(約10km)
  • 道の駅 どまんなか たぬまから:車で約20分(約10km)
  • 佐野厄除け大師から:車で約20分(約10km)
  • ⏱️ 所要時間は、その日の交通事情によって変わります。よゆうをもってご移動くださいね。

それから、試合の日の駐車場の混雑ぐあいは、栃木シティ公式X(旧Twitter)でそのつどお知らせがあります。お出かけ前に、のぞいておくと安心です。車での行き方や駐車場のことは、こちらの記事にくわしくまとめていますので、よろしければあわせてどうぞ。

👉 栃木シティ スタジアムへ 車でのアクセス&駐車場ガイド


おわりに

唐沢山の絶景とネコちゃん、足湯でほっとひと息、厄除け大師でお参り、そして本場の佐野ラーメン。佐野って、本当に欲ばりに楽しめる町なんです。

栃木シティの観戦で遠くからおいでくださる皆さん。試合の前後にお時間があれば、お隣の佐野まで、ぜひ足をのばしてみてください。のんびりした一日になりますように。道中も、どうぞお気をつけて。

唐沢山神社のベンチでくつろぐ茶白の猫

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