こんにちは、ふねこです。
今回は、栃木シティのスタジアムCFSから車で数分の、私の大好きなエリアをご紹介します。甘いぶどうに、江戸時代のお屋敷、そして桜やあじさいの名所として知られる太平山(おおひらさん)――試合の前後に、ちょっと足をのばしてみませんか? のんびり半日、楽しめるところですよ。
🍇 大平ぶどう団地|60軒以上のぶどう園がならぶ、北関東有数の産地
まずおすすめしたいのが、その名のとおりぶどう農家さんがたくさん集まる「大平ぶどう団地」。太平山の南のふもとに広がっていて、なんと60軒以上ものぶどう園がならぶ、北関東でも有数のぶどうの産地なんです。
CFSからは車で数分ととても近く、シーズンになると、巨峰やシャインマスカットをはじめ、お店ではなかなか見かけない珍しい品種まで、いろいろなぶどうが楽しめます。6月下旬から9月下旬ごろまで、ぶどう狩りや直売でにぎわいますよ。農園によって品種やプラン(一房狩り・食べ放題など)が違うので、お気に入りの一軒を探すのも楽しいものです。

ぶどう狩りの時期や各農園のことは、「大平町観光ぶどう園協議会(かかしの里)」でも教えてもらえます。お出かけ前に、最新の情報を確認しておくと安心ですね。
🏯 おおひら歴史民俗資料館・白石家戸長屋敷|江戸時代にタイムスリップ
そのぶどう団地の一角に、ひっそりとたたずむ素敵な場所があります。「おおひら歴史民俗資料館」と、そのお隣の「おおひら郷土資料館・白石家戸長屋敷(しらいしけこちょうやしき)」です。ふたつの施設が並んでいて、入館料はそれぞれ100円ほど。
歴史民俗資料館には、近くの古墳から出土した、日本でも最大級という立派な舟形の木棺(重要文化財)などが展示されています。そして、私がとくに心ひかれたのが、お隣の白石家戸長屋敷。江戸時代に庄屋さんを務めたお家のお屋敷で、茅葺き屋根の母屋や長屋門、蔵、そしてきれいなお庭を見ることができるんです。

私が行ったときは、ほかに誰もいなくて。とても静かで、まるで江戸時代にタイムスリップしたような、ふしぎな気持ちになりました。
……ところが、そんなしっとりした気分で空を見上げたら。なんと、空にはピンク色のパラグライダーが、ふわりと気持ちよさそうに飛んでいたんです! 10人くらいの方が、かわるがわる大空を舞っていました。静けさと、空の自由さと。そのギャップに、思わず笑ってしまいました。

調べてみると、このあたりには「大平スカイクラブ」という、パラグライダーやハンググライダーのクラブがあって、太平山のおとなりの晃石山(てるいしやま)から飛び立っていらっしゃるのだそうです。空を飛ぶって、どんな気持ちなんでしょうね。この空のスポーツについては、また別の記事でゆっくりご紹介したいなと思っています。
栃木市おおひら歴史民俗資料館/おおひら郷土資料館白石家戸長屋敷
🌸 太平山|桜・あじさい・絶景・おだんご、栃木市の宝物
さて、いよいよ太平山です。実はここで、ちょっとした豆知識を。
📖 「太」平山と「大」平町、漢字がちがうんです
山の名前は、点のつく「太平山(おおひらさん)」。でも、ぶどう団地や資料館がある町・地域のほうは、点のない「大平町(おおひらまち)」。昔、村ができたときに、画数が縁起のよい数になるように「太」を「大」に変えたから、と言われています。岩舟駅と岩船山の「舟・船」とそっくりですね。誤字ではないので、どうぞご安心を😊
謙信平(けんしんだいら)からの絶景
太平山といえば、まず「謙信平」からの眺めです。その昔、あの上杉謙信が太平山に登り、南に広がる関東平野を見渡して、あまりの広さに目を見張った――という言い伝えから、この名がついたとされています。
謙信平からは、関東平野がぐるりと一望。晴れた日には、遠くに富士山や東京スカイツリーが見えることもあるんですよ。霧が出ると、山々が島のように浮かんで見えることから「陸の松島」とも呼ばれ、夜景の名所としても知られています。


桜のトンネルと、これぞ日本のお花見
太平山は、私が子どものころから桜の名所として有名でした。「さくら名所100選」にも選ばれていて、山のふもとから続く道は、見事な桜のトンネルになります。その桜をくぐって、山の上のお店でおだんごを食べる――これぞ、日本のお花見!という感じで、毎年うっとりしてしまいます。
あじさい坂は、なかなかの坂道です
桜と同じくらい有名なのが、初夏のあじさい。太平山神社へと続く参道は「あじさい坂」と呼ばれ、約2500株ものあじさいが咲き誇ります。6月から7月ごろが見ごろですよ。
ただ、このあじさい坂、正直に言うと……石段と坂道がなかなか大変なんです。だって、約1000段もあるとか💦。実は私、坂の入口から少しだけ登ってあじさいを楽しんで、そのあとは車で上まで行く、というのが毎年の恒例になっています(笑)。山の上にも、ちゃんとあじさいは咲いていますからね。体力に自信のある方は下から登れますが、無理は禁物。ご自分のペースが一番です。

太平山の三大名物|卵焼き・焼き鳥・だんご
山の上には、茶店が4〜5軒ならんでいます。ここでぜひ味わってほしいのが、「卵焼き・焼き鳥・だんご」の三大名物。手打ちのお蕎麦も人気ですよ。
この三大名物、由来もおもしろいんです。昔、夜に鳴くニワトリは縁起が悪いとされ、太平山神社に奉納されたそうで。そのニワトリやたまご、お供えのお米が、参拝に来た人たちに振る舞われたのが始まり――と伝わっています。関東平野の絶景を眺めながらいただくおだんごは、格別ですよ。

太平山神社|私のひそかな“ご縁”のお話
あじさい坂を登りきったところにあるのが、太平山神社。私は、何度もお参りに行っている、とても頼りになる神社さんです。
ちなみに太平山神社には、「縁結びの神様だけれど、女の神様だから、カップルで行くと別れてしまう」なんていう言い伝えも聞いたことがあります。でも、どうかこわがらないでくださいね。私はむしろ、この「ご縁」にまつわるお力を、何度もありがたく感じてきた一人なんです。
たとえば、人と人を切るようなお願いではなく、「嫌なことやよくないめぐり合わせと、すっぱり縁を切れますように」と、これまで数回お参りに行ったことがあります。反対に、「あの人と仲直りできますように」と願ったことも。すると不思議なことに、私の場合は、どちらのお願いもちゃんと叶ったんです。
もちろん、感じ方は人それぞれですし、神様のことですから「絶対」とは言えません。でも私にとって太平山神社は、悪いご縁を遠ざけ、良いご縁を結び直してくれる、とてもありがたい場所なんですよ。お近くまで来られたら、ぜひ静かに手を合わせてみてくださいね。
神社からも謙信平からも、関東平野の絶景を見渡せます。ハイキングで訪れる方もたくさんいますよ。


🚗 試合のついでに、太平のエリアへ
甘いぶどう、江戸時代のお屋敷、桜にあじさいに絶景のおだんご――太平山と大平ぶどう団地のエリアは、季節を変えて何度でも楽しめる、私の自慢の場所です。
CFSからほんの数分ですので、栃木シティの観戦に来られた際は、ぜひちょっとだけ足をのばしてみてくださいね。岩舟の田んぼ道とはまた違う、栃木市ののどかな魅力に出会えますよ。
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※この記事の情報は2026年6月時点のものです。営業時間・料金・ぶどう狩りの時期などは変わることがありますので、お出かけ前に各施設の最新情報をご確認くださいね。

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