60歳を過ぎて、ふと思うことがあります。
「あのとき、もっとやっておけばよかったな」
後悔というほど重くはない。
でも、もし40代・50代の自分に声をかけられるなら、
伝えたいことがいくつかあります。
同じ年代の方にも、少し下の世代の方にも、
この話が届いたらうれしいです。
英語の勉強、もっと早くから始めておけばよかった
一番強く思うのが、これです。
英語が話せたら、世界が30倍くらい広がっていたと思います。
楽しさも、同じくらい。
今は日本国内のどこへ行っても、観光地はもちろん、
普通の生活圏にも外国からの旅行者がたくさんいます。
インバウンド需要は年々大きくなっていて、
海外と取引する会社も増え続けています。
成長している会社のほとんどが、海外との関係で
伸びているといっても過言ではありません。
仕事だけではありません。
旅行先で、街角で、ふと出会った外国の方と話せたら
——笑い合えたら——どんなに楽しいかと思うのです。
文章なら今は翻訳ソフトで読めるようになりました。
でも人と人が出会う瞬間に、
言葉でつながれる喜びはそれとは全然違う。
英語は、いつから始めても遅くはないとよく言います。
でも、早ければ早いほど使える時間が長くなる。
40代・50代のうちに始めておけばよかったと、
今は本当にそう思っています。
旅行は、行きたいと思ったときに行くべき
旅行はいくつになっても行けます。
でも、同じ場所へ行っても、
年齢によってできること・感じることが違ってくる。
これは実際に経験してみてわかりました。
今の私は、海に行っても泳いだり潜ったりできません。
山に行っても、歩くペースが遅くて若い人についていけません。
でも——飽きずにのんびりと海を眺めていられるようになりました。
若いころは1日中欲張って観光して、
疲れ果てて帰ってくることも多かった。
今は旅館でのんびりしているだけで、
それだけで十分満足できます。
どちらが良い・悪いではありません。
年齢によって旅の楽しみ方が変わるというだけのことです。
だからこそ、若いうちにしかできないことがあります。
体力がある今だから行ける場所、今だから挑戦できることがある。
「いつか行こう」と思っているなら、
行きたいと思ったときが一番のタイミングです。
人と比べないことが、心にゆとりを生む
60代になって、もうひとつ気づいたことがあります。
人と自分を比べて過ごした時間が、
もったいなかったということです。
私は「世の中のすべてが平等でなければならない」とは思っていません。
人は生まれた国や環境によって、いろんな部分で違いがある。
それはどちらが良い悪いではなく、そういうものなんだと思っています。
でも若いころの私は、身近な人と自分を比べては落ち込んだり、
羨ましいと思ったりしていました。
そのモヤモヤに費やした時間が、今になって惜しく感じます。
もちろん今でも悩むし、嘆くことも、
羨ましいと感じることもあります。
人間だから当たり前です。
ただ—— 人生は思っていたよりずっと短い、
と感じるようになりました。
だから、なるべく楽しいことを選ぼうと
意識するようになりました。
悩む時間が長くなりそうなときは、
「これ、そんなに大事なことかな?」と自分に聞いてみる。
そうすると、案外小さなことだったりします。

まとめ|今の自分から、あのころの自分へ
もし40代・50代の自分に伝えられるとしたら、こう言います。
英語は今すぐ始めて。
話せるようになると、世界の広さが変わります。
旅行は、行きたいと思ったときに行って。
その年齢でしかできない旅が、必ずあります。
人と比べることに、時間を使わないで。
その時間を、自分の好きなことに使った方がずっと豊かになれます。
60代になって気づいたことは、
どれも「もっと早く知っていれば」というものばかりです。
でも裏を返せば、
今この記事を読んでいるあなたには、まだ時間がある。
遅すぎることは、何もありません。
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